和佐の家
広大な田園風景が何処までも続く素晴らしい敷地でした。基本設計の段階で、クライアントの憧れだったウッドデッキを組み込む計画でしたが、ご両親の反対を受け泣く泣く削除。理由は雨晒しのデッキは腐るとの真っ当なご意見。が、実施設計が終盤に差し掛かって再び「腐らないデッキは無理ですか」と問われ、ならばと屋根付きデッキをご提案。結局、南側と北側にデッキが実現。屋根が付いた事で大雨の日でもサッシを全開でき、湿度の高い梅雨でもエアコンに頼らない通風の良い住宅が誕生しました。
建築分類:新築
建築地:和歌山県
竣工:2011年6月
延床面積:139㎡