-Design Philosophy-
設計とは空間を具体的にイメージする行為に他なりません。
空間は単に形や色、仕上材という即物的なものだけで成り立つものではなく、その中で活き活きと生活するシーンに、時間軸を加えた空間を明確にイメージして設計することこそが重要、と考えております。
建築基準法は戦後すぐに制定された法律です。当時の特殊な背景を踏まえた事情も有り、その法律冒頭の「総則」に未だに明記されているように、実はスタンダードではなく「最低基準」でしかなかったのです。
日本は既に成熟した社会であり、安全で安心できる建築を造るという意味で、予算の許す範囲内で、ある程度の余裕を加味した設計をすべきと考えております。
光
-installation-
長年の設計活動を通し積み上げてきた
設計手法を、
短かなメッセージを
画像に被せることで表現しました。
光と翳をデザインする
和紙ならではの素材感
格子から漏れ出る光
格
子
透きと遮断~日本の伝統
木と和紙と漆喰と
無垢材で製作した天井
素
材
稠密な光の美しさ
光の濃度で形が分かる
何処に光を仕込むかで空間は決まる