畑屋敷の家
クライアントとの出会いは、阪神間の主要な住宅地で休日に自身でポスティングして撒いた営業用のフライヤーでした。なんと13年後に「漸く隣地が入手できたので設計をお願いしたい」とメールを受信、そこから設計がスタートしました。見掛けは二階建てですが平屋の様に1階だけで生活できる平面計画。大屋根の外観そのままに玄関やリビングルームは屋根形状に合わせた勾配天井とし、高天井の大空間としました。クライアントのご要望でオール電化を採用。温水式床暖房システムを導入、トイレや洗面脱衣室にも温水を循環させ個々の輻射暖房機によって室内温度差の少ない住宅を実現しました。
建築分類:新築
建築地:和歌山県
竣工:2010年10月
延床面積:177㎡